当協会が認定を行っており、現在、全国で約3,300名の伝統工芸士が活躍されています。
伝統的工芸品の製造に従事する作り手のうち、1割ほどの限られた存在である伝統工芸士は、まさに職人の中の職人です。
2025年2月25日現在、現役の伝統工芸士は伝統工芸士一覧を参照。
伝統工芸士の認定は、1975（昭和50）年に始まりました。
「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」の改正などにより制度改訂が行われ現在に至っています。
伝統工芸士には、伝統的技術・技法に熟練した優秀な職人というだけでなく、後継者の育成、産地振興の中心となる産地のリーダーとしての役割が期待されています。
伝統工芸士に認定されるためには、伝統的工芸品の製造地域における製造実務経験を満12年以上積んだ上で、実技試験・知識試験・面接試験に合格することが必要です。
また、認定後も5年毎に技量等の確認を行っており、伝統工芸士として相応しいと認められている方が、引き続き登録されています。
伝統工芸士認定試験の受験をご検討の方は、従事されている伝統的工芸品の産地窓口団体へ5月頃お問い合わせください。
団体検索は、伝統工芸 青山スクエアHP「工芸品を知る」参照。
